のぼりは看板界のディープインパクト
September 3rd, 2009
のぼりが与えるインパクト、それはまさしくディープインパクト。あのヒラヒラとした薄い布切からはとても想像がつかない分厚い各種効果を生み出し続けます。ただ唯一の弱点、それはのぼりの天敵台風です。台風だけには勝つことができません。台風予報が出たときには早く閉まってしまいましょう。
それではお店で使われるのぼりが、いったいなぜ人間に対して百戦錬磨の騎士になってしまったのでしょうか。時は戦国時代、関ヶ原の戦いにもそれは登場してきます。相手の陣に威圧感とインパクトを与えるために用意された色とりどりの旗。そうですのぼりは人類の歴史とともに戦い続けてきたのです。
そんな気合いの入ったのぼりたちに、人間がかなうわけありません。牛丼屋の前ではおなかをすかせたサラリーマンたちを次々に秒殺で早くもノックアウト、と思いきや、隣のうどん屋さんでは順番待ちの長蛇の列でまるでサブリミナル光線を炸裂、という風に、日々人々はのぼりに確実に負かされています。
そんな最強ののぼり、気は強いが心はやさしい。夏の暑い日にカキ氷の旗をちらつかせ、「ちょっとこっちにおいで、一休みしていきなさいっ!!」と言わんばかりに癒しのトラクタービームで引きよせてくれたりもします。そうです、こんな数々の技を持つ「のぼり」のインパクトが弱いわけはございません。まさしく看板界のディープインパクトなのです。